農学環境関連機器
SHARP 土壌分析装置
分析に基づいた土づくりで、安定的な収量確保につながります!
この装置は、農作物の生育に必要な土壌中の養分の過不足を測定できる土壌分析装置です。
面積の限られた日本の農地では、長年にわたる連作や過度な施肥などの影響により、一部に養分過多や成分バランスの乱れが生じています。
本装置は、光センシング技術と独自の分析カートリッジシステムにより、土壌に含まれる6種類の養分の量を、約14分で簡単に測定することが可能です。
分析カートリッジ(6種類の試薬入り)と、土壌液(専用の抽出液で土を攪拌、ろ過した溶液)を装置にセットすると、抽出された養分と試薬が混ざり合い発色します。
発色した混合液にLED光を照射して光の透過度を感知し、6種類の養分の量をそれぞれ計測できます。
シャープ 土壌分析装置 EW-THA-1J
❚ 特 長 ❚
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- 農作物の生育に必要な6種類の土壌養分の過不足を短時間で測定
硝酸態窒素・アンモニア態窒素、リン酸・カリウム・カルシウム・マグネシウムの過不足を、約14分で測定できます。
- 光センシング技術と独自のカートリッジシステムの採用で簡単測定!
メーカー独自の分析カートリッジと、土壌液を本装置にセットするだけで、土から抽出した養分と試薬が混合され発色します。発色した混合液にLED光を照射して光の透過度をセンシングすることで、6種類の養分量を簡単かつ短時間で測定できます。
- 各成分の量をその場でチャート表示します。
分析結果として各成分の量をチャート表示し、併せて作物に適した肥料の種類や必要な量を提案するレポートを出力することができます。
- 農作物の生育に必要な6種類の土壌養分の過不足を短時間で測定
❚仕 様
- 仕様:本体
- 入数:1台
- 分析方法:LED/フォトディテクタによる吸光計測
- 処理能力:6項目/約14分
- 測定項目・測定範囲(100g乾土あたり):
硝酸態窒素/1~50mg
アンモニア態窒素/1~50mg
可吸態リン酸/1~350mg
交換性カリウム/1~200mg
交換性カルシウム/1~1000mg
交換性マグネシウム/1~120mg - 消費電力:測定モード時/13.2W、排液モード時/12.5W
- 本体サイズ:316×162×152mm
- 電源:AC100V 50/60Hz
- 外部インターフェース:USBホストコネクタ
- 本体重量:約4.5kg
測定前の準備と、測定後の手順については動画をご覧ください。
分析結果に基づく土づくり メーカー検証
❚適切な土づくりによって収量アップにつながります
エア・ウォーター・バイオデザイン株式会社 検証内容(ミニトマト)
エア・ウォーター・バイオデザイン株式会社でミニトマトの栽培実証をおこなった結果です。
エア・ウォーター・バイオデザイン株式会社で行った検証では、分析結果に基づき不足していたマグネシウムを適正な時期に適量追加することで、収穫量が向上する効果を得ました。
栽培結果・・光合成が促進され収量が向上!