理化学関連機器
現在、各分野において、より高純度の試薬が要求されています。特に無機酸の純度が重要視されていますが、これは分析試料の溶解や他の化学的操作、特に半導体関連においても、その必要性は顕著であります。
市販の高純度の無機酸は微量分析には満足でも、超微量分析には適当ではないようです。そこで本装置は高純度の試薬を沸騰させることなく、赤外線輻射により表面を蒸発させること(非沸騰式)で、超高純度の試薬を得るものです。
市販の高純度の無機酸は微量分析には満足でも、超微量分析には適当ではないようです。そこで本装置は高純度の試薬を沸騰させることなく、赤外線輻射により表面を蒸発させること(非沸騰式)で、超高純度の試薬を得るものです。
仕様
●蒸留釜容量:約800ml
●受器容量 :約800ml
●蒸留量 :約100ml/Hr
●接液部 :透明石英硝子及びテフロン(R)
●対象試薬 :塩酸・硝酸・硫酸・過塩素酸・酢酸
●安全機能 :断水時ヒーター断、貯槽満水時ヒーター断
●サイス :本体 390(W)×260(D)×520(H)㎜
コントロール部 375(W)×225(D)×147(H)㎜
分析表
B | Na | Mg | Al | K | Ca | Cr | Fe | Ni | Cu | Zn | Ba | Pb |
24 | 10 | 2 | 1 | 35 | 10 | 0.3 | 1 | 1 | 2 | 26 | 2 | 0.3 |
ミリポア社製を原水として使用(単位:PPT) |